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社長の夢を語ることは大切。しかし、独りよがりな
夢は語るべからず

〜10月事務所通信より抜粋〜

儲かる仕組みをつくれる会社にするために社長が決断すべきことは、社員が共感できない独りよがりな夢や理念を語らないことです。社長の夢や理念に社員が共感できないと、温度差が生じて心が離れてしまうからです。今回は、独りよがりな夢を語った社長の悲劇を紹介します。

社長「出版社にしたい」→社員「せいぜい頑張って」

あるデザイン会社の社長は、自分の夢や理念を語ったことで社員が離れていきました。
社長の夢は、四畳半一間から始めたデザイン会社を出版社にすることでした。そのためにどんな仕事でも快く引き受け、どんどん仕事が舞い込むようになりました。

手が回らなくなったので、新たにデザイナーを社員として10人採用。そこで社長は「今は小さなデザイン会社だが、いつの日か出版社にするんだ」と社員に熱く語りました。

「出版社になれば、今よりも仕事が増えるから嫌だ」「どうせ酒の上の話。どこまで信じればいいのかわかったものじゃない」「私は関係ないから、社長はせいぜい頑張って」

夢は社員の心には響きませんでした。そこから社長の悲劇が始まったのです。
社長が忙しそうにしていても、社員は定時になるとそそくさと帰るようになりました。頻繁に開いていた飲み会の出席者も減る一方。
社員の心が離れていくのが日に日に感じられたのです。

社員の心離れを恐怖政治で締め付けた悲劇

「こんなに社員に尽くしているのに、なぜ社員は恩を仇で返すのだ!」。社長は社員を恨み、それまでの融和政策から一転して厳格化を図りました。

これまでは仕事が滞っていた社員の手伝いを社長が率先して行なってきましたが、それを止め、担当した仕事が終わるまで帰れないようにしました。そして、月次で成果が上がらない社員に対してはカウンセリングと称して能力をなじるように。さらに、社長が社に残っているときは全員残業、効率化のため就業中の私語は前面禁止、社内外のメールはすべて社長がチェックするという「恐怖政治」へと暴走しました。

社員の社長に対する不信感はピークになり、挙句の果てに3ヵ月後には幹部を含めたすべての社員が辞めてしまったのです。数十人いた会社は崩壊。社長は原点に立ち戻り、一人でほそぼそと仕事をこなしているそうです。

社長は夢を語るとき「自分がこれから実現しようとしている夢は、社員全員のためになる」という視点を持つことが大事。そうすることで社員は社長に共感し、儲かる会社へと成長するのです。

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