名古屋市西区の税理士・会計事務所「堀尾博樹税理士事務所」。相続対策や事業承継でお困りの方、経営計画や月次決算で会社を強くしたい方はご相談ください!
会社で、取引を毎日入力するようになると、取引を入力するたびに、最終利益がその都度変わっていくのがわかります(当たり前のことですが。)
そうしますと、経営者は、最終利益が出来るだけ減らないように、また、出来れば少しでも増えるようにしようと考えるようになりますので、経費の支出に対して敏感になっていきます。
このような心理は身近に観察することが出来ますし、これを応用して望ましい結果につなげることも可能です。
例えば、私が乗っている自動車(スバルのフォレスターで、実にいい車です。)の運転席の前には、燃費計が付いていて、いつも燃費を確認することが出来ます。
そうすると、運転の仕方や連続運転する距離によって燃費が変わるのがわかります。
つまり、どのように運転するか、どのような距離を乗るかなどによって、ある程度燃費をコントロールできます。
また、運転者の心理として、出来るだけ燃費を悪くしたくないという意識が
働きますので、アクセルを頻繁に踏んだり戻したりといった操作をしないようになります。
2つ目の例として、体重計を利用したダイエットがあります。
これは、毎日2回、朝と晩、体重計に乗り、体重を記録していくだけで、ダイエットしていく方法です。体重を毎日測ると、どうしても体重を増やしたくない、出来れば少しで、減らしたいという心理が働いてきます。
結果として、食事の量に気をつけたり、運動することにより、体重をコンとロールするようになり、体重が徐々に減ってくることになります(体重の変化に全く無頓着な人には、もちろん効果はありません。)
私も、5年ほど前に、同様の方法で、半年で73キロから60キロへと
13キロ減量したことがあります。
以下、次回に続きます。
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