「名古屋城を見ながら考える」と付けた理由

コラムのタイトルを表記のように、「名古屋城を見ながら考える」とした。

事務所の窓から名古屋城が見えるのでこのようなタイトルにしたわけだが、もう少し考えていくと、次のような意味を私なりに込めることができる。

名古屋城を象徴的にとらえ、私の見方、考え方の立脚点、不動点として見なすこともできる。

名古屋城は、市の中心部にあり、しかも、道を少しづつ上り詰めたところにある。
車で移動する場合には、それほどわからないが、歩いたり、自転車で移動すると、名古屋城に向かって道が上っていることがわかる。

おそらく、近代的なビルが建ち並ぶ前には、市内のほとんどの場所から
見えていたのではないか。

その当時、人々は、自分が今、どの方向に向かっているのか、どの方向に進むべきなのか、名古屋城を見ながら確認できたはずであろうし、またそうしたとも想像できるのである。

今、私の前には、名古屋城がいつも見えている。

いつも変わらぬ位置にある名古屋城を見ながら、自分の行動の原点、見方、考え方の不動点を、自問自答しながら、進んで生きたいと思う。

これからも、よろしくお願いします。